オリジナルTシャツを作ろうと調べた際、必ず目にするのが「シルクスクリーンプリント」という言葉です。アパレルショップで売られているTシャツの多くも、実はこの手法で作られています。
「名前は聞いたことがあるけれど、他の方法と何が違うの?」「版代(はんだい)って何?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、プロの視点からシルクスクリーンプリントの魅力と、賢くおトクに制作するためのポイントを詳しくご紹介します。
シルクスクリーンプリントとは?「版」を作る伝統技法
シルクスクリーンプリントは、簡単に言うと「大きなステンシル」のような仕組みです。
プリントの仕組み
まず、デザインに合わせてメッシュ状の枠(版)を作成します。この版には、インクを通す部分と通さない部分が特殊な加工で施されています。その版をTシャツの上に載せ、専用のヘラ(スキージ)でインクを押し出すことで、生地にデザインを転写します。
ここで重要なのが、「1色につき1枚の版が必要」という点です。たとえば、赤と青の2色を使ったデザインなら、赤用の版と青用の版をそれぞれ作成し、色を重ねて刷り上げていきます。
デジタル時代でも主役であり続ける理由
デジタル印刷が普及した現代でも、シルクスクリーンが主役であり続ける理由は、その「圧倒的な信頼性」にあります。生地にインクをしっかりと叩き込むため、発色が極めて良く、洗濯に対する強さも群を抜いています。BESTPLAYでも、この基本技術をベースに、現代の素材やニーズに合わせた加工ノウハウを蓄積しています。
シルクスクリーンプリントを選ぶべき3つのメリット
なぜ、多くのスポーツチームや企業イベントでシルクスクリーンが選ばれるのでしょうか。そこには明確な3つの理由があります。
① 枚数が多いほど1枚あたりの単価が下がる
シルクスクリーンのコストは、主に「版代」と「プリント代」で構成されます。版代は1枚作るのにも100枚作るのにも同じ金額がかかります。そのため、注文枚数が増えれば増えるほど、1枚あたりの版代負担が小さくなり、トータルコストが劇的に安くなります。
② 驚異の耐久性!洗濯しても剥がれにくい
スポーツウェアなど、激しい動きや頻繁な洗濯が想定されるシーンでは、シルクスクリーンが最も推奨されます。インクが生地の繊維にしっかりと定着するため、「プリントがポロポロ剥がれてくる」「色がすぐに薄くなる」といったトラブルが非常に少ないのが特徴です。
③ 特殊インクで個性を演出できる
デジタルプリントでは再現が難しい表現も、シルクスクリーンなら可能です。
- ゴールド・シルバー: メタリックな輝きで高級感を。
- 発泡プリント: インクを膨らませて、モコモコした立体感を。
- ラメ・蛍光色: イベント会場で目を引く鮮やかな色彩。
こうした特殊な加工は、グッズに「特別感」を与え、手にした人の記憶に残るものにします。
【必見】制作コストを抑えるための「賢い設計図」
「予算が限られているけれど、いいものを作りたい」。そんな担当者様のために、プロがこっそり教えるコスト削減のコツを伝授します。
コツ1 – 色数を絞る
前述の通り、シルクスクリーンは色ごとに版を作ります。つまり、色数を1色に絞るのが、最も安く作る近道です。
「多色使いでないと地味になるのでは?」と心配されるかもしれませんが、黒いTシャツに白1色、あるいはネイビーにオレンジ1色といったパキッとしたコントラストのデザインは、非常にプロフェッショナルで洗練された印象を与えます。
コツ2 – プリント箇所をまとめる
「胸」と「背中」の両方にプリントすると、それぞれに版代がかかります。もし予算を抑えたいなら、背中に大きく1箇所だけにする、といった工夫が効果的です。BESTPLAYでは、デザインのバランスを見ながら、最もコストパフォーマンスの良い配置をご提案しています。
コツ3 – 追加注文を想定する
シルクスクリーンの版は、一定期間保存しておくことが可能です。一度に大量に作るのが理想ですが、どうしても後からメンバーが増える可能性がある場合は、「版の保存期間」を確認しておきましょう。再注文時に版代がかからなければ、小まめな発注でもコストを抑えられます。
| 項目 | 30枚制作時(1枚あたり) | 100枚制作時(1枚あたり) |
|---|---|---|
| 本体価格 | 800円 | 800円 |
| 版代(1色)※分散 | 300円 | 90円 |
| プリント代 | 250円 | 200円 |
| 合計 | 1,350円 | 1,090円 |
※上記はあくまでシミュレーション用の目安価格です。実際の見積もりは素材やデザインにより異なります。
BESTPLAYが提供する「安心」の仕組み
シルクスクリーンプリントは、実は非常に繊細な作業です。インクの調合、版の張り具合、乾燥の温度。これら一つひとつが仕上がりを左右します。
完全自社工場による一貫生産
BESTPLAYの最大の強みは、「企画・デザインから加工・発送までをすべて自社で行う」ことです。
「外注を通さないからこそ、お客様の細かいこだわりを直接現場に伝えられます。また、中間マージンが発生しないため、適正価格で高品質なものをお届けできるのです。」
スポーツウェアのような伸縮性のある生地へのプリントは、インクの乗せ方ひとつで仕上がりが変わるため、経験に基づく細かな調整が欠かせません。自社工場で一枚一枚検品できる体制が、安定した品質につながっています。
小ロット・短納期への柔軟な対応
一般的にシルクスクリーンは大ロット向けですが、BESTPLAYでは「あなたの想いを、カタチに。」という理念のもと、可能な限り柔軟に対応しています。「来週の大会に間に合わせたい」「急遽スタッフが増えた」といったお悩みも、まずはご相談ください。自社工場だからこそできる「無理の利く対応」があります。
失敗しないための注文の流れ
初めての方でも、以下の4ステップで簡単にプロ仕様のウェアが作れます。
- アイテムを選ぶ: Tシャツ、ポロシャツ、パーカーなど。用途(スポーツ、イベント、ユニフォーム)に合わせて最適な生地をご提案します。
- デザインの相談: 手書きのラフ案からでもOKです。色数やサイズについて、プロのアドバイザーが最適なプランを提示します。
- 校正(仕上がり確認): 実際のプリント前に、イメージ画像でデザインを確認いただきます。
- プリント・お届け: 自社工場で丁寧に仕上げ、指定の場所へ迅速にお届けします。
他の手法との違いをもっと知りたい方は
「1枚だけ作りたい」「写真を使いたい」という場合は、最新のDTFプリントが向いているかもしれません。各手法の全体像を比較したい方は、【2026年版】プリント手法を徹底比較!あなたに最適な選び方ガイドもぜひ参考にしてください。
シルクスクリーンの基本的な仕組みから知りたい方は、シルクスクリーン印刷の基礎知識|初心者でもわかる仕組みと魅力をご覧ください。素材の選び方については、オリジナルTシャツ素材の完全ガイドが参考になります。
BESTPLAYの対応可能加工やご注文の流れもあわせてご確認ください。
最高の一着を、私たちと一緒に作りませんか?
シルクスクリーンプリントは、単なる印刷技法ではありません。それは、チームの絆を深め、イベントの一体感を高め、ブランドの価値を証明するための「想いの器」です。
「こんなデザインはできるかな?」「一番安く作るにはどうしたらいい?」
どんな些細なことでも構いません。あなたのプロジェクトを成功させるパートナーとして、私たちBESTPLAYにぜひお手伝いをさせてください。
