お役立ち知識

プリントTシャツを長持ちさせる洗濯のコツ5選|剥がれを防ぐ方法

オリジナルプリントのTシャツを長く着たいなら、洗濯のやり方が仕上がりの寿命を左右するといっても過言ではありません。裏返して洗う・弱い水流にする・プリント面をこすらない——こうした習慣で、剥がれやひび割れをかなり防げます。この記事では、プリントTシャツを長持ちさせる洗濯のコツを5つに絞り、理由と具体的なやり方までまとめます。

なぜプリントは剥がれたり色落ちしたりするのか

洗濯や乾燥の繰り返しでひび割れ・剥がれが進んだプリントTシャツ。適切な洗濯でこうした劣化を防ぐイメージが伝わる。

摩擦・熱・強い洗剤・乾燥のしすぎが、プリントの剥がれやひび割れ・色あせの主な原因です。洗濯機の中でほかの衣類と擦れ合ったり、乾燥機の高温で転写層がダメージを受けたりすると、どうしても劣化が進みやすくなります。

プリント方式によっても耐久性は変わります。DTFやDTGは日常的な洗濯に耐える仕様のものが多いですが、「裏返し洗い」「弱水流」「自然乾燥」を心がけると、さらに長持ちしやすいです。シルクスクリーンや昇華転写など、方式ごとの特徴はプリント手法の比較でも触れているので、自分のTシャツがどの方式か分かっていれば参考にしてみてください。

洗濯で気をつけたい3つの敵

一つは摩擦。プリント面が外側のまま洗うと、ドラムやほかの衣類との接触で表面が削れます。二つ目は。乾燥機の高温や、熱いお湯での洗濯は転写層を傷めやすいです。三つ目は強い洗剤や漂白剤。成分によってはインクや糊と相性が悪く、色あせや剥がれの原因になることがあります。漂白剤(塩素・酸素系)の使用は避け、表示を確認してから洗うのが無難です。

プリントTシャツを長持ちさせる洗濯のコツ5選

洗濯機のドラムに衣類を入れている様子。裏返しやネット入れなど、プリントを守る洗い方の第一歩が伝わる。

今日からできる5つのポイントを、順に押さえていきましょう。

① 裏返して洗う(プリント面を内側に)

プリント面を内側にしてから洗濯機に入れるのが、いちばん手軽で効果的な対策です。表側を外にしたままだと、ドラムの壁やほかの衣類とプリント面が直接こすれ、剥がれや毛羽立ちの原因になります。裏返すだけで摩擦をかなり減らせるので、面倒がらずに習慣にしたいところです。

② 洗濯ネットに入れる

さらに保護したい場合は、プリントTシャツを洗濯ネットに入れてから洗うと安心です。ほかのボタンやファスナー、硬いプリントと接触する機会が減り、プリント面への負担を抑えられます。ネットは少し大きめのものを選ぶと、Tシャツが絡まりにくく取り出しも楽です。

③ 水流は「弱」・洗濯コースは「手洗い」や「ドライ」

水流を「弱」にし、可能なら「手洗い」「ドライ」「おしゃれ着」などのコースを選ぶと、プリントへの衝撃が少なくなります。強水流や激しいもみ洗いが繰り返されると、転写層の端から剥がれやひびが入りやすくなるため、優しい洗い方を心がけてください。日々の洗濯で「弱」にしておくだけでも、寿命はかなり変わります。

④ 洗剤は中性・液体・少量を

中性の液体洗剤を、表示どおりの量(できれば少なめ)で使うのがおすすめです。粉末だと溶け残りがプリント部分に付着することがあり、アルカリ性の強い洗剤や漂白剤は色や糊にダメージを与える可能性があります。柔軟剤は使いすぎるとプリントの糊と相性が悪い場合があるので、適量に。「塩素系漂白剤不可」の表示がある場合は、酸素系漂白剤も控えた方が安全です。

⑤ 乾燥機は使わず、陰干しで乾かす

乾燥機は使わず、風通しのよい日陰で自然乾燥させるのが、プリントを長持ちさせる鉄則です。乾燥機の高温は転写層を縮めたりひび割れさせたりする原因になりやすいです。直射日光も色あせの要因になるため、できるだけ陰干しに。脱水は「弱」や「短め」にしておくと、シワも付きにくくアイロンがけの手間が減ります。

洗濯表示とプリント方式ごとの目安

衣類についている洗濯表示( care ラベル)は、素材と加工に合わせた目安なので、まずは表示に従うのが基本です。「洗濯機可」「手洗い」「ドライ」「乾燥機不可」などがどう書かれているか確認し、そのうえでプリント面を裏にして弱水流で洗うとよいでしょう。

プリント方式によっても、ある程度の目安はあります。Tシャツの素材とプリントの関係でも触れているとおり、綿素材にDTF・DTGでプリントしたものは、適切な洗濯を続ければ日常使いで長く持たせやすいです。シルクスクリーンはインクが厚く耐久性が高い一方、初回洗濯時の色落ちが少し出る場合があるので、最初は単独で洗うとほかの衣類を汚さずに済みます。

保管のときもプリント面を守る

丁寧にたたんだTシャツやカジュアルウェアの山。プリント面を内側にして収納する習慣が伝わる。

洗濯以外では、保管のしかたも影響します。畳むときはプリント面を内側にして、重ねる場合はプリント同士が触れないようにするか、間に薄い布を挟むと安心。ハンガーにかけるときも、プリントが肩の部分で強く折れ曲がらないよう、厚みのあるハンガーを使うか、たたんで収納する方法もおすすめです。

まとめ|5つのコツでプリントTシャツを長く着よう

プリントTシャツを長持ちさせるには、①裏返し洗い ②洗濯ネット ③弱水流・やさしいコース ④中性液体洗剤・少量 ⑤乾燥機なし・陰干しの5つを意識するのが効果的です。摩擦・熱・強い洗剤を避け、洗濯表示に従いながら、プリント面に負担をかけない洗い方と干し方を続けることで、剥がれや色あせを防ぎ、お気に入りの1枚を長く楽しめます。入稿データのポイントは入稿データの作り方ガイドで、作り方の基本はプリント手法の選び方で確認してみてください。

BESTPLAY

この記事の監修

有限会社BESTPLAY

1978年創業。マーキング加工のプロフェッショナルとして、シルクスクリーン印刷・刺繍・DTF・インクジェットなど多彩なプリント技法で、スポーツウェア・イベントグッズ・オリジナル商品の制作を手がけています。

CONTACT

オリジナルプリントの
無料相談受付中

「こんなアイテムは作れる?」「費用はどれくらい?」
どんな小さな疑問でもお気軽にご相談ください。

無料で相談する

CATEGORY

カテゴリー

KEYWORDS

話題のキーワード

デザイン 初心者向け 小ロット フルカラー Tシャツ 入稿データ シルクスクリーン DTF トートバッグ 素材選び プリント技法 刺繍 小ロット 推し活 ポロシャツ ユニフォーム ノベルティ 綿 高級感 Illustrator

POPULAR

人気の記事

LATEST

新着記事

erumina - クリエイター支援 erumina - アートプリント erumina - オリジナルグッズ erumina - クリエイターコミュニティ
erumina

クリエイターの作品をグッズ化して販売できる、BESTPLAYの支援コミュニティ

詳しく見る
BESTPLAY.STORE - 実店舗
BESTPLAY.STORE

サンプル確認やオリジナルグッズの相談ができる京都の実店舗

店舗情報を見る