オリジナルTシャツやスポーツウェア、販促用のノベルティ。いざ「作ろう!」と思い立ったとき、最初に直面するのが「どのプリント方法を選べばいいの?」という悩みです。
オリジナルグッズ制作を手がける有限会社BESTPLAYにも、毎日多くのお客様からこうしたご相談が寄せられます。
2026年現在、デジタル技術の飛躍的な進化により、プリント手法はかつてないほど多様化しています。「安く作りたい」「1枚だけこだわりたい」「プロ仕様のユニフォームにしたい」——その目的によって正解は異なります。
本記事では、オリジナルグッズ制作のプロが、主要なプリント手法のメリット・デメリットを徹底比較。あなたが「最高の一着」を手に入れるための、2026年最新の選び方ガイドをお届けします。
【一目でわかる】プリント手法・加工法 比較表
まずは、制作にあたって気になるポイントを一覧にまとめました。自分の優先順位(コスト、納期、品質など)と照らし合わせてみてください。
| 手法 | 最適ロット | 色表現 | 耐久性 | 素材の汎用性 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| シルクスクリーン | 30枚〜大ロット | 単色〜数色 | ◎(最高級) | ◎(綿・ポリ可) | 枚数が多いほど1枚あたりが安い |
| DTFプリント | 1枚〜小ロット | フルカラー | ◯(良好) | ◎(ほぼ全ての布) | 写真も綺麗!2026年現在の主流 |
| 昇華転写プリント | 1枚〜小ロット | フルカラー | ◎(剥がれない) | △(白ポリ限定) | スポーツユニフォームの定番 |
| 刺繍(ししゅう) | 1枚〜 | 糸色に依存 | ◎(半永久) | ◯(厚手の布など) | 圧倒的な高級感と立体感 |
シルクスクリーンプリント 伝統が生む「信頼」と「コスパ」
オリジナルウェア制作において、最も歴史があり、今なお現役で活躍しているのがシルクスクリーンプリントです。
シルクスクリーンの仕組み
デザインの「版」を作り、そのメッシュを通してインクを生地に直接刷り込みます。色ごとに版を作る必要があるため、プロの現場では「1色=1版」として計算されます。
メリットとデメリット
メリット
- 枚数が増えるほど「版代」が分散されるため、1枚あたりの単価が劇的に安くなります。
- インクが生地にしっかりと定着するため、洗濯を繰り返しても色落ちしにくく、耐久性はナンバーワンです。
- 金、銀、蛍光色といった特殊インクの使用も可能です。
デメリット
- 1〜10枚程度の小ロットでは、版代が高くついてしまいます。
- 写真やグラデーションなどの複雑なフルカラー表現には不向きです。
こんな人におすすめ!
学校のクラスTシャツ、スポーツチームの遠征用ウェア、イベントのスタッフTシャツなど、「同じデザインを30枚以上、安く、丈夫に作りたい」というケースに最適です。詳しくはシルクスクリーンプリントのメリットとコストを抑える制作のコツをご覧ください。
DTFプリント(オンデマンド転写)2026年の新スタンダード
今、プリント業界で最も注目を集めているのがDTF(Direct to Film)プリントです。数年前まで主流だったインクジェットプリントやカッティングシートの弱点をすべて克服した、まさに「最強のデジタルプリント」と言えます。
DTFプリントの仕組み
専用のフィルムにインクジェットで印刷し、その上に接着剤となるパウダーを塗布。熱プレス機で生地に転写します。版を必要としないデジタル方式です。
なぜ「最強」と言われるのか?
- フルカラーが驚くほど鮮やか: 写真やイラストの細かなグラデーションも、データ通りに再現可能です。
- カス取り不要の自由度: 従来の転写方式で必要だった「不要な部分を剥がす作業(カス取り)」が不要なため、細い線や離れた文字も綺麗に配置できます。
- あらゆる素材に対応: 綿100%はもちろん、ポリエステル、ナイロン、撥水加工されたウィンドブレーカーなど、素材を選ばずプリント可能です。
- 小ロット・短納期に強い: 版を作らないため、1枚からの注文でもコストを抑えられ、スピーディーに出荷できます。
こんな人におすすめ!
クリエイターのオリジナルブランド、在庫を持ちたくないネットショップ運営者、「1枚から高品質なフルカラーグッズを作りたい」というすべての方におすすめです。BESTPLAYでも、最新のDTFマシンを導入し、最短納期での対応を実現しています。DTFの詳しい仕組みやメリットは、DTFプリントの詳細記事をご覧ください。
昇華転写プリント 生地と一体化するプロ仕様のスポーツウェア
サッカーやバスケットボールのプロチームが着用しているユニフォームの多くは、この昇華転写(しょうかてんしゃ)プリントで作られています。
昇華転写の仕組み
インクを加熱して気体(ガス)に変え、ポリエステル繊維の内部に染み込ませます。表面にインクを載せるのではなく、「生地そのものを染める」イメージです。
特徴と注意点
- 着心地が変わらない: プリント部分がゴワつかず、生地本来の通気性や速乾性が維持されます。
- 剥がれ・ひび割れゼロ: 繊維に染み込んでいるため、物理的に剥がれることがありません。
- 全面プリントが可能: 生地の端から端まで、縫い目を超えたフルグラフィックデザインが可能です。
- 制約: ポリエステル高混率の「白い生地」にしかプリントできません(黒い生地に白を載せることは不可)。
こんな人におすすめ!
激しい動きを伴うスポーツ競技者。「機能性を損なわず、全面に派手なデザインを施したい」という本格的なチームウェア制作に最適です。昇華プリントの詳しい仕組みは昇華プリントの詳細記事をご覧ください。
刺繍(ししゅう)糸が紡ぐ「ブランドの品格」
プリントとは全く異なるアプローチで、生地に直接デザインを縫い込む刺繍。BESTPLAYが最も誇り、こだわり続けている技術でもあります。
多彩な刺繍バリエーション
単なるネーム入れにとどまらない、豊かな表現力が魅力です。
- 通常刺繍: ロゴやエンブレムの定番。上品な光沢感が特徴。
- 3D刺繍(立体刺繍): ウレタンを挟んで縫い上げることで、ぷっくりとした厚みを出します。キャップのロゴなどに多用されます。
- サガラ刺繍(相良刺繍): 糸をループ状にすくい上げる技法で、タオル地のようなモコモコした質感。スタジャンのワッペンや可愛いキャラクター表現に。
価値を高める圧倒的なメリット
- 高級感: プリントには出せない立体感と重厚感があり、ブランド価値を一段引き上げます。
- 驚異の耐久性: 糸で縫い付けているため、洗濯による劣化がほとんどなく、ウェアが寿命を迎えるまでデザインが残ります。
- erumina(エルミナ)との親和性: 私たちが提供する受託・販売プラットフォーム「erumina」でも、刺繍アイテムは「高品質なファン記念品」として非常に高い支持を得ています。
こんな人におすすめ!
企業の創業記念品、アパレルブランドの主力商品、一生モノのチームエンブレム。「特別な価値を持たせたい、長く大切に使ってほしい」という想いを形にするなら、刺繍一択です。各技法の違いは刺繍の詳細記事で詳しく解説しています。
【プロが教える】失敗しないプリント手法の選び方
手法ごとの特徴がわかったところで、実際に選ぶ際の3つの判断基準を整理しましょう。
① 注文する「枚数」は?
もし100枚単位の大ロットなら、シルクスクリーンが最も経済的です。逆に、1枚〜30枚程度であれば、版代のかからないDTFプリントや昇華転写が賢い選択です。
② デザインの「複雑さ」は?
色数が多く、写真やグラデーションを多用しているならDTFプリントが確実です。ロゴを立体的に目立たせたいなら3D刺繍、あえて1色のインクで質感を重視するならシルクスクリーンという使い分けが重要です。
③ 「素材」との相性は?
「どんなに綺麗なデザインでも、素材と手法の相性が悪いと、すぐに剥がれたり生地を傷めたりしてしまいます。」
BESTPLAYでは、お客様からいただいたデザインだけでなく、「そのウェアをどこで、どんな頻度で着るのか」までヒアリングし、素材に最適な手法を提案しています。たとえば、撥水ナイロン素材への多色プリントは、従来の技術では困難でしたが、2026年現在の私たちのDTF技術なら可能です。
BESTPLAYの強み
オリジナルグッズ制作会社は数多くありますが、私たち有限会社BESTPLAYには、他にはない強みがあります。
- アナログとデジタルの両方に対応: 刺繍やシルクスクリーンなどの伝統技法と、DTFや昇華転写などの最新デジタル技術の両方を自社で扱えます。
- 企画から発送までの一貫生産体制: 外注に丸投げせず、自社工場で加工を行うため、細かな仕様変更や短納期対応にも柔軟に応えられます。
- 世界最高峰の設備: 刺繍機には国内シェアトップのタジマ(TAJIMA)やバルダン(Barudan)の最新鋭機を導入。精度の高い仕上がりをお約束します。
- 「erumina(エルミナ)」による販売支援: 作るだけでなく、「どう売るか」までサポート。在庫リスクゼロでグッズ販売を始められる仕組みを提供しています。
あなたの「想い」に、最適なカタチを。
プリント手法を選ぶことは、単なるコスト計算ではありません。それは、あなたがそのグッズに込めた「メッセージ」を、いかに受け取り手に届けるかを決める大切なプロセスです。
2026年、技術は進化し続けていますが、私たちの原点は変わりません。 『あなたの想いを、カタチに。』
もし、「結局どれが自分のデザインに合っているのかわからない」と迷われたら、ぜひお気軽にご相談ください。対応可能加工やご注文の流れのページもご参考にどうぞ。
