ユニフォームの背番号・ネーム入れに最適!カッティング転写の魅力と耐久性の秘密

チームの結束力を高めるスポーツユニフォーム。その象徴とも言えるのが、背負った「番号」と「名前」です。プロの試合でも、地域の少年サッカーでも、一人ひとりのアイデンティティをウェアに刻む際、最も多く使われているのが「カッティング転写(マーキング)」という手法です。

シンプルながらも奥が深いカッティング転写の仕組みと、守り続けているクオリティの基準について詳しくご紹介します。

カッティング転写とは? - 1人ずつの個性を形にする技術

カッティング転写は、専用のカラーシートをデザインの形に切り抜き、熱プレス機で生地に圧着させる加工方法です。

加工のプロセス:機械と手仕事の融合

  1. プロッターによるカット: PC上のデータに従い、カッティングプロッターという機械がシートの表面だけを精密に切り抜きます。
  2. カス取り(手作業): デザイン以外の不要な部分を、ピンセットなどを使って手作業で丁寧に取り除きます。
  3. 熱圧着(プレス): 生地の上に配置し、業務用のプレス機で特定の温度・圧力・時間をかけて接着させます。

この手法の最大の強みは、「版を作る必要がない」ことです。そのため、チーム全員の番号が違っても、名前がバラバラでも、1枚ずつ柔軟に対応できるのです。

カッティング転写が選ばれ続ける3つの理由

最新のフルカラープリント(DTFなど)が登場してもなお、スポーツマークの現場でカッティング転写が主役であり続けるには理由があります。

理由1:個人名・背番号の対応力が抜群

シルクスクリーンのように版を作ると、番号ごとに数十枚の版が必要になり、コストが現実的ではなくなります。カッティング転写なら、データの数字を打ち替えるだけで即座にカットできるため、「1人ずつ異なる内容」を低コストで実現できます。これはチームウェア制作において、代えの利かないメリットです。

理由2:インクには出せない「パキッとした発色」と質感

カッティングシートは、素材そのものに色がついているため、プリントに比べて色が非常に鮮やかで、下地の生地の色が透けることがありません。また、表面が滑らかで、高級感のあるスポーツブランドのような仕上がりになります。特にホワイトやネオンカラー(蛍光色)の発色の良さは、シートならではの魅力です。

理由3:特殊な機能性シートで「夜道」や「ステージ」に対応

ただの色付きシートだけでなく、特殊な加工を施したシートが豊富にあるのも特徴です。

  • 反射シート(リフレクター): ライトが当たると光るため、夜間のジョギングウェアや防犯・防災グッズに。
  • 蓄光シート: 暗闇でぼんやり光り、ダンスチームの衣装などに人気です。
  • ラメ・グリッターシート: 圧倒的なキラキラ感。洗濯してもラメが落ちにくいのがプロ仕様の証です。
  • フロッキーシート: フェルトのような起毛感があり、温かみのあるクラシックな雰囲気に。

プロが教える「剥がれない」マーキングの条件

「転写は洗濯すると剥がれやすいのでは?」という不安の声をいただくことがあります。確かに、家庭用アイロンや安価な設備での加工ではそのリスクがあります。しかし、BESTPLAYの加工において、その心配は不要です。

「温度・圧力・時間」の黄金律

カッティング転写の品質は、プレスの条件で決まります。

「生地の厚みや素材(ポリエステルか綿か)によって、接着糊が溶け出す最適な温度は1度単位で異なります。私たちは、素材ごとの『最も強く、かつ生地を傷めない設定値』を熟知しています。」

BESTPLAYでは、均一に圧力をかけられる高性能プレス機を使用し、スタッフが一枚ずつ目視で定着具合を確認しています。この検品工程が、激しい動きでも剥がれない品質を支えています。

素材との相性を見極める

特に近年のスポーツウェアは、撥水加工や伸縮性の高い高機能素材が増えています。これらは一般的なシートでは剥がれやすいのですが、私たちは「撥水専用シート」や「高伸縮プロ仕様シート」を使い分けることで、あらゆる競技シーンに対応しています。

【比較】カッティング転写 vs DTFプリント - どっちを選ぶ?

「1枚から作れる」という共通点があるDTFプリントと、どちらにすべきか迷う方も多いでしょう。選び方の基準を整理しました。

特徴カッティング転写DTFプリント
デザイン単色・シンプルなロゴ・数字フルカラー・写真・細かな絵
色数1〜2色まで(重ね貼り)無限(グラデーション可)
質感パキッとしたシート感薄くて柔らかい質感
得意なこと背番号・個人名入れ複雑なイラスト・写真
特殊効果反射・蓄光・ラメが豊富基本は通常カラーのみ

結論として、「個人の特定を目的とした番号・名前」や「特定の質感を持たせたい単色ロゴ」ならカッティング転写「デザイン性を重視した多色イラスト」ならDTFプリントを選ぶのが、2026年現在の賢い選択です。

BESTPLAYのこだわり - 京都の自社工場だからできる「急ぎ」への対応

スポーツの大会やイベントは、常に納期との戦いです。「追加メンバーが決まった」「大会が来週に迫っている」。そんな時、私たちの自社一貫体制が真価を発揮します。

「明日までに1枚」に全力で応える

多くの代理店が外部工場に発注する中、BESTPLAYは京都市内の自社工場に最新のプロッターとプレス機を完備しています。

「急遽、1名分だけ追加が必要になった」

そんなご相談にも、在庫しているシートを使えば、その場ですぐに加工・発送できる体制を整えています。スポーツ現場の「急ぎ」や「困った」に応え続けてきた対応力があります。

カッティング転写で失敗しないための「データ作成」のコツ

最高の仕上がりを手に入れるために、以下のポイントを意識してください。

① 細すぎる線は避ける

カッティング転写はシートを切り抜く性質上、1mm以下の細すぎる線や点は、洗濯時に剥がれやすくなってしまいます。太めのフォントや、しっかりとした輪郭のデザインが向いています。

② シンプルな色使いを心がける

シートを重ねて貼ることで多色表現も可能ですが、厚みが出てしまうため、基本的には1色〜2色で構成するのが最も美しく、耐久性も高まります。

③ 洗濯は「ネット使用」で保護

プロ仕様の接着とはいえ、他の衣類の金具などが直接当たるとシートが傷つく原因になります。洗濯ネットに入れるだけで、寿命はぐんと伸びます。

一着一着に、勝利と情熱の証を刻む

カッティング転写は、決して古い技術ではありません。それは、チームの中で一人ひとりが輝くための、最も確実で美しい「名前の刻み方」です。

「この番号を背負って戦う選手に、最高の舞台を用意したい」

「この名前入りのウェアを、一生の思い出にしてほしい」

チームウェアの更新時期や、新入団メンバーの準備など、マーキングに関するご相談は、ぜひBESTPLAYまでお気軽にお問い合わせください。対応可能加工ご注文の流れもあわせてご確認ください。

BESTPLAY

この記事の監修

有限会社BESTPLAY

1978年創業。マーキング加工のプロフェッショナルとして、シルクスクリーン印刷・刺繍・DTF・インクジェットなど多彩なプリント技法で、スポーツウェア・イベントグッズ・オリジナル商品の制作を手がけています。

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